過去の日記1976.2.21~2.25

1976.2.21
町田へ参考書を買いに行った。有隣堂が一番あると思って行ったたらN田がいた。ぶらついていた。あいつは「クソ英語」を買って喜んでいた。僕は第2分野の参考書を買った。後で見てみたが、凄ーく面白くて、よだれが垂れそうだった。
夕方、おじいちゃんに民謡を吹き込んで再生してあげたら、凄く喜んだ、なかなか眠れん。

1976.2.22
朝、S太から電話がかかってきて、例の言葉を口走った。もうやけくそで「だめになった〜」と理由も言わず切ってしまった。後で母に怒られた。早く対談とどけを出してしまわなければ追っかけられ逃げるのも疲れた。
文鳥の巣を箱のヤツに取り替える。ばたばたする。メスはすぐ入るがオスはなかなか入らない。母が「K子ちゃんとおにーちゃん」などと騒いでいた。

1976.2.23
6時間目、雨の中サッカーをやった。水たまりの中でやっているようなものだが、みんな珍しく張り切っていた。「水でどろんこになるぞ」と先生が言っても、「もう着替えちゃったんだからやろう」と誰かが言った。そして、泥まみれの45分間が始まる。水たまりにもろ入る者、水たまりで転ぶ者、手を挫く者、いろいろだ。僕はシュートを一個入れた。
夜、アームスの退団届けを書く。

1976.2.24
このごろ凄く勉強しているのだが、どうもぱっとしない。実に簡単な問題を間違えたりする。
それから今日S太に退団届けを出す。そしたら返事が返ってきた。一区切り着いた。兎に角新しい気持ちで行きたい。

1976.2.25
やっぱりテスト前になるとイライラしてくよくよする。フンコフンコしていたら、「テストで悪い点をとっても、あなたの価値は変わらない」と母が言っていた。僕はそれを聞いて、狭い身動き一つで着ないはこの中から出たような感じがした。これから精一杯のびのびと勉強をやろうと思った。
Kちゃん手の骨にひびが入り、当て木をしていて、掃除のとき発狂。