2009-11-01から1ヶ月間の記事一覧

残された母

母は一人になったが、冷静である。 なぜかといえば、認知症が進行しているから。 元来不安耐性の低い母ではあったが、認知症を 患ってからは、なんだかのほほんとしており、 父親の臨終のときも取り乱さなかった。10年くらい前に、突然親友を亡くし、それを…

父他界

10日前、父が他界した。 3年前にすい臓がんが見つかり手術して、 療養生活を送っていたのだが、ついに力尽きた と言う感じ。 この3年間は、絵画作成、コーラス、エッセイ、テニス と焦燥気味にこなしていた。 譫妄が1ヶ月も続き、最期もとくにテレビドラマに…

つながりある外来診察

患者さんは1週間から4週間に1回外来にいらっしゃるが、いかに前回の診察と連続性を持たせるかが、治療の進展のポイントになる。 1回1回がぶつ切りだと、堂々巡りの内容になる可能性が高い。 いろいろ工夫して、「宿題」出したりしているが。

発達障害のバッジ

最近の社会は、発達障害のバッジがないと、エキセントリックな人はやっていけない。 ひどい世の中だ。 私は、日夜そのバッジ作りをしている。 そのようなひどい世の中の流れに拍車をかけているのではないかと思い悩みながら。

書類作成多すぎ

なんだか、診察意外はずっと書類書きしている感じ。 自立支援、特別児童扶養手当、障害年金、障害者手帳、傷病手当金 あともろもろ。

父親外泊

昨日から今日にかけて、ターミナルの父親が2回目の外泊。 前回と比べて、意識がはっきりしている時間がほとんどない。 ずっと唸っている。食事もほとんど取れないので、もうすぐお迎えが来そうだ。前回は、迎えの時間に遅れたことで、ご立腹で蕎麦屋の中で …