2011-10-01から1ヶ月間の記事一覧

森田療法学会終了

森田療法学会が無事終わった。この学会でまさか会うとは思っていない先生と出会ったりして、この業界の狭さを再認識した。最近は、今までの誰もがバイオロジカル精神医学になびく風潮もそのピークを過ぎた感があり、薬物療法主体から精神療法主体の流れに代…

どんな有名な精神科医でも

だいぶ前に大学の同窓会があった。約20年ぶりに再会した人もいた。 同級生で精神科医になり、テレビに出ていたりして、それなりに有名になった先生も来ていた。さぞやみんなの注目を浴びて、彼の周りに人垣ができるような勢いなのだろうと思っていたら、思…

精神科医は悲しい目をしている

最近、精神科医の顔写真を見ていて思うのだが、その目が、どこか悲しみに満ちている人が多い気がする。熱心に臨床をやっているほどその傾向にあるように思う。その精神科医の目を見れば、臨床を大事にしている人かどうかが、わかるかもしれない。一方、なぜ…

事件をネタに文を書くこと

インターネットが発達して、事件や事故の直接の当事者でもない人が、文章を書く事が多くなった。また以前に比べて、文章を書く人が確実に多くなっているように感じる。僕がガキの頃は、作文が苦手な人が多数派で、例えば壁新聞とか、文集とか、同人誌なんか…

「被災者のこころのケア」について

今回の震災や、原発事故に関連して、やはり「当事者のこころのケア」の話が出てきた。たぶん、現地に入った専門家も多かったのだと思う。 私自身は、現地で被災した方々にかかわったことがないので、あまり偉そうなことは言えないのだが、実際しっかり機能す…