1983.7.29(金)〜7.30(土)

1983.7.29
朝はうだうだやって、ボールで遊んで涅槃写真をとって過ごす。あいかわらず曇り。オイカマ沼の方へ降りていき、湖畔でうだうだやっていると、きのうの私設テントのおばさんが来て、海岸までモーターボートでつれてってくれるという。オイカマナントーを渡るとそこは海岸なのである。Zさんはボートに乗っている間中騒ぐ。砂浜に毛虫と飛び虫がいっぱいいる。そこで昼飯。Tracey Thornが、どんよりした太平洋によく合う。砂浜をずーっとあるいて温泉まで行く。Zと私はGをみて引きつり笑いをする。途中いがのようなものが落ちている。クッションのようだった。温泉はぬるい。いつもMはドライヤーを離さない。女の子はなかなかでてこない。赤いハマナスがあちこちに咲いている。綺麗なものだ。温泉の帰り牛乳をもらおうとしたが時間がないのでやめてしまった。蕗のお化け見たいのがここにも群生している。それを傘代わりにテン場に向かう。夜運転手のおにーさんがたがビールを持って現れ酒盛りをする。Mのしおりに書いた辞書が結構肴になる。Zさんは、バーのママみたいだとみんなに言われておる。なんか飲み過ぎてしまったようだ。12時頃寝てしまう。明日は5時起床である。

1983.7.30
7時でっぱ。またMさんと車で行く。「世界は一つ。人類は皆兄弟姉妹」のトレーナーのお兄さんの運転で、忠類駅。あまりしゃべらず。ナウマン象発掘現場を通った時だけ、ガイドしてくれた。忠類は小さな駅。電車は座れる。帯広で乗り換え池田へ。一応買い出しをして、さてどうする。外は雨。駅の待合室で先輩の方々へ便りを書く。Mがふてくされている。池田から釧路へ。釧路で旅館がどこだかわからず、うろうろする。地下道がなかなか見つからず、また元のところへ戻ってしまった。もう一度行こうと階段を下り終わりそうになったとき、持病の左足ががくりしてすっころんで、世間の人々の注目を浴びてしまう。ラジカセは、一人で階段を下りぶっ壊れてテープが回らなくなってしまった。結局宿は無事見つかり、風呂など入ってくつろぐ。一人で入れて楽しかった。「まだまだだぜ」が出る。遅くまで酒飲んで騒いで、女の子が帰り際に怒られたらしい。Mが1分で寝ると言って30秒で寝てしまった。