1976.1.21
今日は南中に飽きてしまった。まったくどっちらけで理２のときなど笑わされているのか勉強しているのか分からない。あのUという講師はなんだあのざまは。授業を受けるのが嫌になった。
1976.1.22
テニス部はこのごろだれている。まず着替え校庭の日陰の寒い所に行くと誰も来ていない。ネットを張るのに３０分かかる。そのあとの練習もただうつだけである。１コートに５人も６人も入って出来ると思っているのか。
1976.1.23
こたつの中に入ってみかんを食べていると、母が何かの弾みで父の学生時代の話を聞かせてくれた。
それによると、父の子しは大学などで勉強するお金を出さなかったらしい。だから父は昼間働き夜に定時制の高校に行っていたらしい。下品で行儀の悪い父親であるが尊敬できると思った。
1976.1.24
今日はマラソン大会だった。僕は何も考えずこどもの国に行った。みんなジャージ姿で来ていた。今日こそS島をぬかそうと目標を立てた。出発のとき僕の頭は空っぽだった。ぼくとKとS島はほぼ同位で走っていた。旨も原も頭もどこも痛くなかった。僕は楽に走った。下の方に、皆がごちゃごちゃ集まっている。ラストだと思って急な坂道を下った。S島は前にいる。苦しくないし痛くないのにS島を抜かせなかった。なんだかヤツが不気味になった。
1976.1.25
朝６時に置き大会が終わったというのにマラソンをした。そして帰ってきて朝食をとり秋葉原に向かって歩き始めた。秋葉原に着いたが足が重かった。ついに買うのかと思うと、今までの苦がばかばかしかった。1780は古いので、1760を買った。
29500円だった。
