昔の日記1976.1.1〜1.5

1976.1.1
朝起きたらみんな起きていた。ふと時計を見たら10時だった。しまった初日の出を見れなかった。あーあ。と思った。父はおこたに入っていて、何か言いたそうにしていた。が、何も言わなかった。年賀状はちっとも来なかった。つまらない。
母とK子とチロと4人でつくしのの方へ行った。父は家で、かーっ、ぺっとやっていた。チロも外でかーっ、ぺっとやっていた。夜、家族でトランプをやった。K子泣きそう。母が勝った。

1976.1.2
今日も寝坊した。何となく心も体もだるい。正月だものと思い、ごろごろしていたら、母に怒られた。それから父とテニスをした。調子悪い。もっと練習しなければと思った。K子が帰ってきて、両親は文句を言いだした。黙って聞いていたら面白かった。ぼくはテニスならやっていける。夜は何もしない。短い一日だった。

1976.1.3
今日もまたまた寝坊した。そしてぶらぶらして12時ごろ赤羽に行くのに町田を出発した。小田急に乗った。混んでるの混んでるの、乗っていてばかばかしくなった。やっと赤羽についた。疲れた。帰りに隣の服屋に寄った。みんなどんどん変わるなあと思った。

1976.1.4
2時ころまでバトミントンをやる。だいぶうまくなった。体を動かしたので体がしまった。今日から塾が始まったので頭のほうもしまってよかった。そして頭を切った。
昨日から見ていたが、ピーコちゃんのヒナがかえった。4つ卵があったうちの3つがかえった。餌がほしい時だけピーピーと言っていた。ピーコ(雌)は、ヒナに食べ物をやっていた。父は「死んじゃうよ、死んじゃうよ」と懸命に言っていた。

1976.1.5
寒稽古始まる。外に出たが、冬という感じがしない、まるで暑中稽古のような感じだ。これじゃ身も心も引き締まらないなあ。と思っているうちに寒くなってきた。寒稽古とは、本当は稽古をするのではなく、寒さ眠さと戦うものだと思った。もう絶対皆勤賞をとる。能率(塾)を早退してN塾に行った。Sが来ていたが、知らんぷりされた。この塾は前と違って先生は怖くないが、友達が冷たい。