2011-01-30 心地良い時間 グループホームで暮らしている認知症の母親のところに時々訪ねて行く。 問いかけても、ワンフレーズくらいのやり取りで終わってしまうので、お互い黙ってテレビをぼーっと見るのだが、 何だかその時間が妙に心地よい。ほっと出来る時間と言うか。 亡くなる直前の父親と過ごした時も、同じふうに感じた。 そこには、浮き世と隔絶した空気があるように思う。 それだから落ち着くのかもしれない。限られた時間である。大事に過ごそう。