日本精神神経学会に行ってきた

全体的には「操作的診断基準に全面的に依存するのはどうかな」「薬を出すだけじゃなくて、ちゃんと精神療法もして、患者さんを人間として見なさいよ」と言う流れ。
学会中、森田正馬の「精神療法の基礎」(変態心理 7巻39号 1921)を読んでいたが、特に流れ2番目に関しては、
病気と言えばすぐ薬などという輩は猿に等しい、みたいなことが書いてあり、いかに進歩しても90年前と変わらないなあ、と思った次第。