森田療法学会終了

森田療法学会が無事終わった。この学会でまさか会うとは思っていない先生と出会ったりして、この業界の狭さを再認識した。

最近は、今までの誰もがバイオロジカル精神医学になびく風潮もそのピークを過ぎた感があり、薬物療法主体から精神療法主体の流れに代わってきている印象がある。今後は精神療法のひとつである森田療法にも注目度が高まるだろう。
しかし、会長の「森田神経質に育てたうえで治療する」という視点は面白かった。ぼくらのやっている「箱庭から森田」というのも、考えてみるとまさに、それそのものであるのだろう。

学会に行くといつも思うのだが、
やはり、一度入院森田療法を経験してみたいものだ。