父親外泊

昨日から今日にかけて、ターミナルの父親が2回目の外泊。
前回と比べて、意識がはっきりしている時間がほとんどない。
ずっと唸っている。

食事もほとんど取れないので、もうすぐお迎えが来そうだ。

前回は、迎えの時間に遅れたことで、ご立腹で蕎麦屋の中で
怒られ、まだまだ元気だなあ、と思ったが今回は蕎麦どころでは
なかった。
前回と同じなのは、夜の不穏状態。
わけの分からないことを言いつけて、
言いつけられたほうは、何をしていいかわからず、
のろのろしていると、怒り始める。
身体が痩せて骨が当たるのか、体位の変換を要求することが多い。
転がすくらいなら良いのだが、立たせてくれとか、椅子に移動させてくれ
というリクエストに一晩中応えるのは、正直辛い。

オマケに今回は、病院に戻るときかなりごねて、
大声で騒ぐ。一回おんぶして家に戻り、気が済んだのか
素直に車に乗った。
今回で最後の外泊になりそうだ、と言うことが分かって、
ごねたのかもしれない。

病院に送り届けた後、今度は認知症の母親のグループホーム見学。
妹がすでに見学済み。少し家から遠いが、今のところすぐ入れる
のがそこだけなので仕方がない。新しくてよい感じである。

2日間ハードであったが、意外に気分は軽やか。
自分の両親に対する罪悪感を感じないですんだから。
また、良心のために苦労したという自己満足感。