目立たない子

学校で支援が必要なのにもかかわらず、目立たなくて対応が遅れてしまうという子どもが必ずいる。
先生方は、授業を妨害したり、他の子に悪影響がある支援が必要である子の対応で目一杯で、どうしても後回しになってしまう。小学校6年生なら、ようやくこの時期からこの子は中学普通級で大丈夫なのだろうか、なんて話がようやく上がってくる。親御さんも特支には消極的だったりすると、さらに事態は混乱することになる。
当人は、いままでずっと全く訳の分からない内容の授業を、じっと耐えながら聴いてきたのだ。そんな子どもをほめてあげたいと思う。